うつ病になってしまってからの調子の悪い時から、少しづつよくなるまでのおすすめの過ごし方を段階順に紹介します。
自分の経験したうつ病
私は精神科の医師ではありませんし、専門の知識はありません。
ですが、うつ病になったのは現在進行中のものを合わせて2回目になりますので、その経験をもとに、うつ病の初期〜寛解するまでのおすすめの過ごし方を解説していきます。
いろいろなタイプのうつ病がありますので、私のおすすめする過ごし方が合わない方もいるかもしれませんので、そこは自分の体と相談しつつ、参考にしてもらえればと思います。
うつ病の状態が最強に悪い時
まずは、うつ病になってしまい、最強に調子の悪い時の過ごし方から解説していきます。
- 食欲がないというか、一切食事が喉をとおらない
- 動くことすらつらい
- 眠れない
- 死にたい
- 死にたいとも思うが、死ぬのが怖い
- 不安に押しつぶされそうになって、おかしくなりそうな気分になっている
- 人のいるところに行くのが怖い
- 人がたくさんいるところに行くと、具合が悪くなる
うつ病のいちばん調子の悪い時は上のような症状があてはまるかと思います。
実際に自分はいちばん調子の悪い時は上のような症状に襲われました。
必ずやるべき事
うつ病のいちばん調子の悪い時に必ずやるべき事を解説します。
特に死にたいと思ってしまっている方は必ずやっておいてた方がいいと思います。
家族に相談
特に子供がいて家庭があるなら「配偶者」に相談した方がいいと思います。
最初に相談したのが精神科の医師だったという方もいますが、最初に家族に相談しないで、医師に相談してしまうと、配偶者からしてみれば「なんで私に最初に相談してくれなかったのか?」と関係性を悪くしてしまう可能性もあります。
ただ、配偶者に相談しても「反対に相談なんかするんじゃなかった!」このように思うケースがあると思って相談してください。
うつ病は大半の人に理解される病気ではありません!!
うつ病を2回経験してきて私はそう思いました。
もちろん理解しようとしてくれる方はいますし、いろいろな方に助けられたからこそ、現在うつ病になってしまった、私は生きていると思っています。
ただ、今回2回目のうつ病になって、パートナーに相談した時の反応をいまでも忘れません。
体を動かすのがやっとの状態で、体重も5kg以上減っている状態なのに、
「気晴らしに旅行でも一人で行ってくれば!」
と言ってきたのです。
正直ふざけて言っているかと思いました。
「とても旅行になんかいける状態じゃない。ごめんこのままだと周りの人に迷惑かけたり、もしかしたら自殺してしまう可能性があるから入院するね。」
と言ったら
「なんで入院するの?健康診断でなんともないんでしょ??」
と、意味がわからない?様子だったのを覚えています。
ただ自分も泣きながら今の状態を話したら、なんとなく状況が把握できたようで
「とりあえず入院はやめてゆっくりすれば」
と言ってくれて今にいたります。
まぁその後、命の電話に何度が相談したり、緊急の電話に連絡して、入院させてくれ!って言ったりいろいろありましたが、ひどい時の症状はおさまり、今はたまに外出したりブログを書いたりするくらいまでは回復することができました。
とにかく「配偶者」または大切な「パートナー」がいる時は、先に相談した方がいいと思います。
ただ、返ってくる言葉には期待しない方がいいです。
その場では「相談するんじゃなかった」思うかもしれません。
一人暮らしの人は親に相談することも視野にいれておく
一人暮らしの方は親に相談することを考えてもいいかもしれません。
ほとんどの方が親に相談することに抵抗があるかもしれませんが、一人暮らしはお金がかかりますし、親に相談して実家でうまくやっていけるようなら実家で一緒に暮らすという選択肢もあるかと思います。
私の場合、うつになって3ヶ月後くらいに親に相談して生活ができなくなったら、一緒に生活してもらえるよう承諾をもらいました。
結局実家には今の所帰ってはいませんが、親に相談したことにより最終的には住む場所があると考え、気持ちが楽になったのを覚えています。
ただ人それぞれ家庭環境が違うと思いますし、人によっては「うつ病」なんてただの「あまえ」と考えている人もいまだにいますので、相談することも慎重になった方がいいかもしれません。
私の姉が「うつ病」にかかり練炭自殺していまった経緯があったので、親は少しはうつ病に対しての理解があったのかもしれません。
医師に相談する
もう死にたいくらいまでの状態になっている人は、絶対に専門の医師に相談しましょう。
心療内科、精神科、がある病院に連絡して予約をとります。
心療内科、精神科、は内科などとは違い、予約が1週間〜2週間先になることが一般的です。
電話して、すぐに診察してもらえるところは少ないと思います。
私の時も4件ほど調べて電話などをしてみましたが、どこもすぐに診察してもらえる場所はありませんでした。
抗うつ薬や、抗不安薬、等を処方されるのが一般的ですが、死にたいくらいの状態になっている人は薬の力に頼った方がいいと思います。
おそらく死にたいというキーワードをだせば、ほとんどの精神科医は薬を処方するでしょう。
抗うつ薬は継続して飲み続けて、効果がでるまでに4週間以上かかるものが多いですが、抗不安薬に関してはすぐに効果がでるものがあります。
私の場合は「抗うつ薬」だけではなかなか状態がよくならなかったので「抗不安薬」を処方してもらったところ、すぐに気持ちが楽になりました。
それと、医師の診察を受ける時、できるなら家族を連れて行くといいと思います。
ほとんどの方は、うつ病の苦しさを理解することができませんので、うつ病という病気を少しでも理解してもらうために同席してもらうといいと思います。
過ごし方
この時の過ごし方は、医師から処方された薬をちゃんと飲み、少しでもストレスになること、自分のやりたくないことはしないことがおすすめです。
動きたくないら、動かなければいいし、眠りたいなら寝ればいいし、とにかく自分のやりた
くないことはやらないことがおすすめです。
ただ少しでも体調の良い日は、朝日をあびながら散歩をするといいです。
これはすべての精神科医の人が推奨していることですので間違いないです。
自分も朝起きて動ける日は散歩をするようにしていました。
なるべく午前10時前には行動するといいようです。
15分程度でもうつ病には効果があると言われていますので、動ける日は実践してみてください。
ただ、これも無理に行動する必要はないと自分は思っています。
この時期は、自分の嫌なことはやらない!!これにつきます。
以下、自分がこの時期にやっていたことを記載します。
あくまで、自分の好きなことがこれだっただけなので、別の行動でもかまいません。
動画配信サービスで好きな動画みる
この時期の自分の過ごし方は、好きな動画をみているというのが大半でした。
自分はHuluという動画配信サービスで「旅猿」をよく見ていましたね。
1ヶ月は無料で見ることができるので、その期間でいっきに視聴して解約してもOKですよw
理由はそこまで内容をじっくり見ていなくてもゆる〜い内容が楽しめるところと、旅猿に出演している「ナインティナインの岡村さん」がうつ病経験者だったからです。
なんとなく、同じ境遇を経験した人がテレビで頑張っている姿を見ているのが好きでした。
まぁ何よりあのゆる〜い内容の番組が好きだったんですけどね。
あとyotuubeで「ディスカバリーチェンネル」ばっかり見ていました。
あのエドのサバイバルを見ていると勇気がなんとなくわいてきました。
Huluは2週間の無料期間があります。この期間内に解約すればお金は一切かからないので、おすすめのサービスですよ↓
ちなみに映画は最低でも2時間くらいあるので、集中力が持たず反対に重苦しい気分になってしまったので、お笑い系の軽い番組ばかりみていました。
漫画を読む
漫画を読むのが好きな方は、スマートフォンやタブレット、PCなどで漫画を読むのもいいと思います。
ただあまり読みすぎると疲れてしまう場合もありますので注意してくださいね〜
うつの状態が少しよくなってきた時
仕事はとてもできる気はしないけど、たまに体の動く日があり外出することができる。
このくらいになった時のおすすめの過ごし方を紹介します。
散歩
規則正しい生活習慣をみにつけるきっかけにもなりますし、朝日をあびることはうつ病にかなりいいと言われているのでおすすめです。
朝15分だけでもいいので、午前10時前に行うといいです。
ただこれも無理に行う必要はないと思います。
今日はなんとなく、15分くらい動けそうだなぁ〜って日だけでもいいと思います。
少しずつ徐々にならしていって、最終的には毎日のように散歩できるようになればかなりいいですね。
行きたい場所に行ってみる
うつ病になると大半の人が人混みを嫌い、人が大勢いる場所には行きたくなるのが一般的です。
私の場合は人の人数が多いところに行くとパニックになりそうな症状に襲われました。
ただ徐々に人にならしていくのも必要です。
私の場合は、図書館に行ってみたり、公園に行ってみたりしました。
人によって行きたい場所は違うと思いますので、調子のいい日は行きたい場所に行ってみてください!!
うつ病の状態がだいぶ改善されてきたとき
薬を飲んでいればうつの状態があまりでなくなってきたら収入を少しでも得る方法を考えていきましょう。
別にいきなり正社員になる必要もないと自分は考えています。
ただ子供がいて家庭がある人は正社員にならざる得ない場合もあると思いますので、あくまで自分の環境に合わせて収入をえる必要があると思います。
ここでは、私のうつ病の改善がみられた時の収入を得るためにやったことを紹介します(実際にやっていないこともあり)。
うつ病になってからの、収入をえる方法は下の記事で紹介していますので、お時間ある方はお読みください。