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レーシック手術 10年後の視力と後遺症 レーシックは老眼になりやすいのか!?

レーシック手術後の10年後の視力と、レーシックの良いところ・悪いところ
今から10年以上前になりますが、当時視力が0.03だった僕はレーシック手術を受けました。
今回はレーシック手術をして10年以上経過したので、僕が感じた手術をして良かったこと、悪かったこと、現在の目の状態や後遺症などはあるかを書きたいと思います。

※僕が手術をした「神戸神奈川アイクリニック」にはいつの間にか閉院していました。この病院の謳い文句は「一生涯保証」で視力がおちても何度でも受けられるというものでした。

芸能人もこの病院でレーシック手術をしているとのことで、安心して受けてしまったのですが、まさか閉院するとは思ってもいませんでした。まぁよく考えてみると、10年以上生き残れる企業はわずかで倒産することも頭にいれておかなければいけなかったと反省しています。

この病院を選んだのは僕ですし、どうしようもないのですが、少しだけ心配になってしまいましたね。

2006年に手術をしてもうすぐ20年くらい経過し、今のところ視力も1.0はありますのでこのまま問題なく生涯を終えればいいのですが.....

レーシック手術する前の生活

僕の視力が下がってきたのは小学校4年生ぐらいからです。
そして、中学2年生の時には0.1まで落ちて、その頃からコンタクトレンズをする生活を続けてきました。
コンタクトレンズって朝装着して、夜外す作業がとても面倒くさいんです。
この作業がとても嫌でしたね。
だからと言ってメガネはつけたくなかったんですよね。
理由は、ぼくの視力は高校生の時には0.1以下だったんですけど、そのぐらい視力が悪いと、メガネをつけると目が小さく見えるんですよ。
ケントデリカットさんって知ってます?
メガネをに動かして、目を大きくするギャグをしていた人です。

僕の場合は近視なので、あれの逆バージョンなんですけど目が小さくみえるんですよ。
思春期の頃ってそんなのがめっちゃ嫌じゃないですか。

なので面倒でもコンタクトレンズをつける生活をずっとしていました。

レーシック手術 料金

20歳ぐらいの頃からレーシック手術の存在は知っていましたが、その当時は価格が50万円ぐらいしていたのと、目の手術イコール「失敗したら失明してしまうんではないか」という恐怖感で手術をするまでにはいかなかったんですよね。

26歳の時になりますが、5年くらいつとめていた会社を退職したんです。
退職金や、積み立てていた自社株などの売却でそれなりに大きなお金が入ったのと、無職になり時間の余裕がかなりできたんですよ。
さらにその時のレーシック手術の価格は両目で25万とかなり安くなっていたし、うつ病になったりでちょうど自暴自棄になっていた時期でもあって、失明の恐怖なんてどうでもよくなっていたんです。

そんな感じで、レーシック手術を受けるプラスの要因がいろいろと働き、受けることを決意しました。
ちなみに僕は神戸クリニックでレーシック手術をしました。
その当時は「視力が下がった時の再手術は何度でもしてくれる永久保証」と言っていたのですが、いまホームページを見てみたら保証期間が3年とかに変わってますね。
でも芸能人もいろいろな人が手術しているクリニックですし、清潔感もあってスタッフの対応も良い好印象のクリニックでした。

良かったこと・悪かったこと

レーシックを受けてみて、一番良かったと思ったことは、当たり前ですがコンタクトレンズのをつける必要がなくなったことです。
コンタクトレンズをつける必要がなくなると、つけたり外したりする時間がなくなりますので、1日で5分は他の時間に使えるんですよね。
とゆうことは!
1ヶ月で1時間以上他のことに時間が使えるんですよー。
これは良かったことですねぇ。
それと僕は裸眼だと視力が0.03ぐらいでしたので、目の前のものも見えない状態でした。

ですので、メガネとコンタクトレンズを併用していたのですが、メガネを買う必要もなくなりましたし、何よりもコンタクトレンズを買う必要なくなった為、1ヶ月5000円ぐらいのコンタクトレンズ代もなくなりました。ワンデイアキビュー使ってたので高かったんですよね。
1年間でコンタクトレンズ代を計算すると、6万円ですので、10年経った今はレーシック手術代25万円の元は余裕でとりました。
あとコンタクトをしてる時って、よく目がゴロゴロして痛かったりするんですよね。
そんなのもなくなったし、泊まりがけでどこか出かける時かなり楽になりましたね。
良いことはあげればきりがありません。

反対に悪かったことは、現在のところ感じません。

現在の視力

レーシック手術後は2.0まで視力が上がったのですが、現在は残念ながら1.0まで下がってしましました。
でも1.0に下がったのが5年前くらいで、それからは安定していますので、今のところ下がり続けることはなさそうです。
テレビでレーシック手術後の目の病気のことがよく騒がれていた時期もありましたが、僕は眼病などにはかかっていませんし今のところ絶好調です。

レーシック手術の後遺症

一般的におこりうる、後遺症を紹介します。

  1. 近視の戻り
  2. ドライアイ
  3. 角膜混濁
  4. 医原性の角膜不正乱視
  5. ハローグレア
  6. 感染症

近視の戻り

手術をして、しばらく経つと、裸眼視力0.7未満の軽い近視の状態になることがあるようです。
自分の場合は両目2.0だったのが、3年後には左1.0 右0.8に下がりました。
それ以降は落ち着いていて、視力の低下は現れていません。

ドライアイ

これはよくおこりやすい、後遺症のひとつです。
角膜の知覚神経を切断するため、ドライアイになってしまう場合があるらしいです。

自分はドライアイまではいきませんが、パソコン作業が多いせいもあってかよく目が乾きます。
いまのところ、市販の目薬で潤せばとくに問題はありません。

ドライアイと診断されても、点眼でほとんどの場合治療可能みたいですので、そこまで気にしないでもいいと思います。

角膜混濁

角膜が濁ってしまい、確率はかなり低いですが視力が出づらくなることがあるそうです。
抗炎症剤の点眼でほとんどの場合治療可能とのことです。

医原性の角膜不正乱視

ケラトエクタジア(keratectasia)といって、レーシック術後によくある合併症のようです。
角膜後面のカーブに異常がある方に発症しやすい合併症のようで、そのような方は手術を受けない方がいいようです。

ハローグレア

夜間の暗がりで、信号の光などがぼやけて見えたりすることがあり、これをハローグレア現象と言います。
自分も手術後半年くらいはこの現象に悩まされました。

感染症

2013年ごろ、テレビでよく取り上げられていた感染症。

万一の場合は、抗生剤の点滴等で治療は可能なようですが、かなり心配ですよね。

個人的な意見としては、あまり値段の安すぎる眼科でのレーシック手術はやめておいた方がいいと思います。

レーシックは老眼になりやすい

歳をとると水晶体が硬くなり、ピントの調節力が衰えてくきて近くの物が見えなくなってくる現象を老眼(老視)と言います。
近視の方はもともと近くにピントがあっているので、老眼にはなりにくいですが、
レーシック手術で、遠くにピントが合うようになってしまうと、歳を取りピントの調整力が衰えてしまうと老眼になってしまいます。
ただし、これは、レーシックを受けていない人でも、遠くがよく見える目の良い人には起こりうる現象です。

個人的には、レーシックを受けたから老眼になるというより、

「遠くが見える人は、みんな歳をとると老眼になるということじゃないのかなぁ〜」
とそんなふうに考えています。

自分は、今年40歳になりましたが、今のところ近くのものが見えにくくはなっていません。

最後に

レーシック手術が始まってから、まだ40年ぐらいしか経過していないようですので、今後いろいろな問題がでるのかもしれませんが、僕はレーシック手術を受けて良かったと10年後の現在は思っています。

もしこれから、受けようと思っている方は参考にしてみてください。

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