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中古のエアコンはやめたほうがいい理由!失敗例を元リサイクルショップ店員が解説

中古のエアコンはやめたほうがいい理由!失敗例を元リサイクルショップ店員が解説

この記事では、エアコンの点検から掃除までしていた元リサイクルショップ店員の私が、中古のエアコンはやめた方がいい理由を解説します。

また中古のエアコンを購入して失敗してしまう例なども紹介。

それと、価格が安いという理由で、中古のエアコンを購入したい場合の注意点も解説します。

中古エアコン↓

新品のエアコンでも価格の安いモデルはあります。購入する際の参考にしてください(ランキング形式でおすすめモデルを紹介)

1位.日立 RAS-AJ22N

2位.ダイキン S223ATES

3位.アイリス オーヤマ IAF-2205GF

中古のエアコンはやめた方がいい!購入して失敗してしまう例

中古エアコン ガスが少ない場合も

中古のエアコンの場合、冷媒ガスが通常の規定量より少なくなっている場合があります。

リサイクルのエアコンを取り扱いしているお店では、ガスの量を圧力で計測できる、マニホールドという機器を使用してガスが入っているのは確認しますが、それだけでは適正量が確実に入っているのかは計測できません(ほんの少し減っている程度ではわからない)。

エアコンのガスがまったくない状態なら、冷房運転をしても冷たい風は出てこないので、お店にクレームを出す理由になると思います。

ですが、エアコンのガスが通常の量より少し減っている程度では、冷房運転で冷たい風は出てくるのでガスの量が減っているかはわかりません。

ちゃんと冷えるから返品の対象にならないし、そもそもガスがどのくらい減っているかわからないんです。

中古のエアコンはガスの量が少し減っているかもしれないというリスクがあることを理解したうえで購入しましょう

エアコンガスが減る原因

きちんと取り付けしているエアコンなら、年数が経過していってもガスが減っていくという事は基本的にありません。ガスが減る原因としてあるのが

・取り外しの時に適正な取り外しができていなかった
・室外機を移動して無理にエアコンのガスが流れている銅菅に負荷をかけてしまった

など。その他、いろいろあります。


余談ですが、ガスを適正な量を入れたい場合は、一度、エアコンのガスをすべて放出させてあと、はかりを使用してそのエアコンにかいてあるガスの適正量を入れる必要があります。

掃除がちゃんとできていない

外観の見た目は綺麗でも、内部の洗浄が綺麗にできていない場合もあります。
表面の掃除ならだれでもかんたんにできますが、内部洗浄となると専用の機械が必要になります。

内部がきれいになっているかは、シロッコファンの部分を照明などをつかって覗くことと、エアコンのフィンの部分が綺麗になっているか確認する必要があります。

リサイクルショップで購入する場合はよく確認しましょう。
ネットで購入する場合はそこらへんがよく確認できないので、いくら安くてもネットで中古のエアコンを購入することはおすすめできません。

中古エアコンを購入する時に確認するポイントと注意点

  • 保証期間はどれくらいつくのか
  • 年式
  • 取り付け方法
  • エアコンの外装のチェック

1.保証期間はどれくらいつくのか

一番重要なポイントで、最低でも6ヶ月保証が付いているリサイクルショップを選びましょう。
できれば1年ついていた方が安心です。


理由は中古エアコンはガス漏れのトラブルがよくあるからです。
半年ぐらいかけて、少しずつ抜けていく場合がありますので、例えば3ヶ月ぐらいの保証しかついていないと、3ヶ月目ぐらいでは、ガスが減っているのに、体感だけだと気づかない場合が多いです。


それと必ず保証が切れる前に、点検をお勧めします。保証が切れるのが冬の場合は、暖房で暖かくなるのを確認します。
ガスがなくなってきている場合は暖房もきかなくなります。


反対に冷房で確認しようとしても、冬の場合はコンプレッサーが動かない為、冷たい風はでませんので、注意してください。

2.年式

年式は新しくなるほど価格も上がりますので、難しいところですが、私個人の意見になってしまいますが4年以内ぐらいの商品を選びましょう。


私が勤務していたお店では8年前ぐらいの商品も販売していたのですが、古い物程、ガス漏れなどのトラブルが多かったです。

3.取り付け方法

取り付け方法ですが、真空引きをちゃんと機械を使用して実施している販売店を選びましょう。
購入するときに、店員の人に真空ポンプを使用して取り付けしますか?と聞けば教えてくれると思います。


多分細かいお客さんだなと思われるかもしれませんが、そのぐらいでいいと思います。
取り付ける方としては、ちゃんとつけないと、何を言われるかわからないと思い、多分さらに慎重に取り付けを行うと思います。


中には真空引きを、真空ポンプという機械を使用しないで取り付けしてしまう、取り付け業者もいます。
真空ポンプを使用しての動画はこちら


4.エアコンの外装のチェック

エアコンの外装
チェックポイントとしては、銅管を通す外カバー部分です。
エアコンは取り付ける場所によって、銅管を右から出したり、左から出したり、右下、左下、などいろいろな方向から出します。


銅管を通すには、エアコンのカバーの通す部分をカットする必要がありますので、いろいろな場所に付けたり、外したりしたエアコンはいろいろな方向に銅管を通す部分がカットされています。


2箇所以上カットされている場合はやめた方がいいかもしれません。
最低でも2回は取り付け、取外しをしている証拠です。


ちなみに、カットする方向が変わると、銅管を曲げる方向も違って来る為、いろいろな方向に曲げたことにもなりますので、ガス漏れなどの故障トラブルの原因にもなります。

中古エアコンの相場は?

これは年式やエアコンについている機能や容量によってかわってきます。

室外機付きの家庭用エアコンの場合18000円くらいからが相場になるでしょう。

それ以下の金額の中古エアコンの場合、年式が7年以上前のものや、掃除で取りきれない汚れがあるなど、何かしら難があるものなので注意しましょう。
基本的にエアコンの耐用年数は7年です。
もちろん20年くらい壊れないでつかっている人もいますが、基本的には7年くらいから壊れやすくなっていきます。

できるなら3年いないくらいのエアコン購入した方が無難です。

最後に

特に中古エアコンを購入する時に注意してもらいたいのが、保証期間です。
保証のないエアコンは絶対に購入してはいけません。

取り付け工賃などを支払い取り付けしたけど、冷房が効かないとなったらほんとに最悪です。

たまにヤフオクやメルカリなどで個人出品も見られますが、あまりおすすめできません。
おすすめできない理由は個人出品だと保証がない場合がおおいから。

それと保証期間が切れる直前でいちどエアコンの動作の確認をした方がいいです。
エアコンは夏にしか使わない人がおおい家電です。
夏に購入して、半年の保証期間だとすると、保証が切れるのは冬くらいになります。

保証がきれてからでは、対応してもらえない場合がおおいので、冬であっても保証期間が切れる直前で動作の確認をしてください。
よくあるのが、徐々にエアコンのガスがもれていき、半年くらいでエアコンのガスがほとんどなくなるケースです。

エアコンのガスがなくなると、暖房もきかなくなるので電源を入れて暖かい風がでるかで、動作の確認をしてもいいと思います。

以上、リサイクルショップ店員が教える、中古のエアコンを購入する時のポイントや注意点でした。
参考になれば幸いです。

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