リサイクルショップの買取価格を決める方法って気になりませんか?
今回は買取価格を決める基準を教えます。
売価発想
リサイクルショップで査定をする時の基本となるのが売価発想です。
お店で売れる価格を決めてから、買取の価格を決めることを売価発想といいます。
売れる価格の8割程度で買取する場合もありますし、1割以下の場合もあります。
売価発想をするには、まず商品の売れる価格を考えることから始まります。
売れる価格を考える
そうすればある程度の売れる価格はわかるよ。
だけどオークファンで落札相場が出ないものもありますよね?
例えば家具やベットなんてオークションで出品する人は少ないからでない場合もあると思うんですけど?
それに大きな家具は配送料が高いから、オークションだと値段はあまりつきませんよね。
それだと、お店で売る価格に当てはめることはできないんじゃないでしょうか?
家具の場合はまず新品の価格を知ることがとても重要なんだよ。
ネットを使えば「ニトリ」「IKEA」「通販家具」の新品価格は確認できるよね。
それプラス「いままでお店でいくらで売れた」そんな経験を入れて価格を決めるんだ。
なんとなくわかったような、わからないような・・・
売れる価格を調べるのに一番利用するのはオークファンです。
楽天、モバオク、yahooオークションの落札相場が簡単にわかります。
今はネットで中古の相場が簡単に調べられますので、ここでの価格を参考にしてオークションの落札相場に送料をプラスした金額で販売したりします。
それ以外にも販売する場合は商品に保証をつけることもありますので、さらに付加価値として販売価格をプラスする場合もあります。
家具の場合は新品価格を調べた後、「いままでいくらぐらいで売れた」そんな経験をまぜて価格を決めます。
買取の割合はどのように決める
8割ぐらい出す商品は競合性の高い商品。
反対に1割以下で買い取る商品は競合性が低く、お店としても言い方が悪いけどあまり欲しくない、またはあまりお金を出さなくても買取できる商品になるんだよ。
売値が決まっても買取価格を売値の何割で買取するかは商品によって違います。
割合は競合性と、お店によって違う「その商品はどれぐらい欲しいか」それによって割合は変わってきます。
競合性の高い商品
競合性の高い商品とは、どこのリサイクルショップでも欲しがる商品のことです。
欲しいと思っているリサイクルショップが多ければ自然に価格も上がってきます。
具体的な商品の例を紹介します。
最新の人気小物家電
最新の人気がある小さい家電は競合性がかなり高い商品です。
たとえば最新の人気デジタル家電,ipod,デジタルカメラ,ノートパソコン,最新ゲーム機などがあげられます。
競合性が高い理由
・小物家電の場合は展示スペースが小さくすむ為、坪効率が良い
・お店に展示したことにより、類似品の買取を取れる可能性が上がる
・売れない場合はネットで簡単に販売できる
・お店に展示した時に華やかになる
この4つの理由かな。
これらの小物家電の場合はかなり高い割合で買取しますので、粗利益はあまり取れません。
競合性の高い商品はいろいろなお店が欲しがっていますので、5割以上買取価格になることが多いです。
競合性の低い商品
競合性の低い商品とは全てのリサイクルショップが欲しがるような物の反対の商品のことです。
それでは具体的な商品の例を紹介します。
家具
家具全般は競合性の低い商品です。
家具の中でも「ベット」「学習机」「ソファー」「鏡台」は競合性が低いです
ベットに関しては、取り扱いをしているリサイクルショップを探すのが難しいくらいです。
競合性が低い理由
・坪効率が悪い
・出張買取やお店での管理が大変
この2点が挙げられるんだよ。
家具類は競合性が少ない商品な為、販売価格の1割以下でも買い取ることができる商品です。
買取価格が安く済み、粗利益が多く取れるメリットはありますが坪効率が悪すぎるため家具類をメインでやっているリサイクルショップはほぼありません。
特に坪効率が悪いのは「ソファー」「ベット」です。
これらの商品は重ねて陳列することが難しい為坪効率が悪くなります。
まとめ
売価発想をするには売れる値段を調べることが必要なので、オークファンやネットで新品価格を調べる。
何割で買取するかは競合性と、その商品がお店どれぐらい欲しいものかによってかわる!!
そんなところかな。
ありがとうございました。