今回紹介するのは、EDWIN(エドウイン)の「INTERNATIONAL」シリーズ、1401のジーンズです。
内側のタグには「EDWIN INTERNATIONAL」「LONDON SLIM」「1401」「MADE IN JAPAN」の表記があり、日本製のモデルであることが確認できます。
今回の個体は、全体的に淡いブルーへと色落ちした一本。太ももや膝周辺には縦方向の色落ちが見られ、右バックポケットには複数の破れがあります。
きれいな状態のジーンズとは違い、長年履き込まれたような雰囲気が魅力です。今回は、シルエットや色落ち、革パッチ、赤タブ、金属パーツなどを写真付きで紹介します。

EDWINとは?日本を代表するデニムブランド
EDWINは日本で誕生したジーンズブランドです。
1961年にEDWINブランドの国産ジーンズが誕生し、その後も独自の加工技術や履き心地を追求した製品を展開してきました。
EDWINの歴史では、LONDON SLIMが「INTERNATIONAL BASIC」シリーズとして日本で展開されたことも紹介されています。
今回の1401も、そうしたEDWINの歴史を感じさせるモデルです。
ただし、同じ品番でも製造時期によって細部が異なる可能性があるため、今回の個体については実物で確認できる仕様を中心に紹介します。
1401 LONDON SLIMのシルエット
まずは全体のシルエットから見ていきます。
今回の個体は、ウエスト周辺に適度なゆとりがあり、太ももから裾に向かって自然に細くなるラインです。
平置き実寸は、股上約31cm、ワタリ幅約29.5cm、裾幅約19cm。
モデル名はLONDON SLIMですが、現在の極端に細いスキニージーンズとは異なり、ほどよいゆとりが感じられます。
裾幅が約19cmなので、ブーツやスニーカーなど、幅広い靴と合わせやすそうです。

淡いブルーの色落ちと縦落ち
今回のジーンズで最も印象的なのは、全体に広がる色落ちです。
もともとのインディゴが抜け、明るいブルーからグレーがかったブルーまで、部分ごとに異なる色合いが見られます。
太ももには縦方向の細かな濃淡があり、デニム特有の表情が楽しめます。
ポケットの縁や股周辺、縫い目には白っぽいアタリも見られ、使い込まれた雰囲気があります。

なお、この色落ちが着用によるものなのか、製品加工によるものなのか、あるいは両方なのかは断定できません。
実物では、部分ごとの濃淡や縫い目の表情に注目すると面白い一本です。
バックスタイルとポケットのディテール
バックポケットは左右に配置されたシンプルな形状です。
右側にはEDWINの赤タブが付き、腰にはブランドロゴ入りの革パッチが取り付けられています。
バックポケットの装飾は控えめで、デニムの色落ちやダメージが目立つデザインです。

右バックポケットに見られる破れ
今回の個体には、右バックポケットに目立つダメージがあります。
ポケットの下部には大きめの横方向の破れがあり、ほかにも小さな穴が複数確認できます。
白い糸が露出し、部分的に生地が欠損しているため、単なる色落ちや擦れとは異なる状態です。

古着らしい雰囲気を楽しめる部分ではありますが、ポケットとして使用する場合には注意が必要です。
特に大きな破れの部分は、使用を続けることで広がる可能性があります。
この状態をそのまま楽しむか、補修して使うかは好みが分かれるところでしょう。
EDWINの革パッチ
ウエスト後部には、EDWINのブランドロゴが入った革パッチがあります。
中央には大きく「EDWIN」、上部には「FUTURE RED」などの文字が確認できます。
明るい茶色のパッチは、色落ちしたブルーデニムとの相性も良く、バックスタイルのアクセントになっています。

EDWIN INTERNATIONAL・1401の内タグ
今回のモデルを確認するうえで重要なのが、ウエスト内側のタグです。
タグには次の表記があります。
- EDWIN INTERNATIONAL
- W-34
- L-32
- LONDON SLIM
- 1401
- MADE IN JAPAN
このことから、表記サイズW34×L32、日本製の1401であることが分かります。

なお、タグにある数字だけで正確な製造年月を特定することはできません。今回の個体についても製造年は未確認です。
EDWIN U.S. VINTAGEの赤タブ
右バックポケットの脇には、赤いブランドタブが取り付けられています。
表面には「EDWIN」、その下には「U.S. VINTAGE」と読める文字があります。
赤いタブに黄色系の文字という組み合わせで、淡いブルーデニムの中でも目を引くディテールです。

U.S. VINTAGEという表記がありますが、今回のジーンズの生産国は日本です。
赤タブの文字だけでアメリカ製と判断しないように注意したいところです。
トップボタンとリベット
フロントのトップボタンには、円周に沿って「EDWIN JEANS」の文字が刻まれています。
金属表面には使用に伴うくすみがあり、色落ちしたデニムとよく馴染んでいます。

ポケット周辺にはEDWIN刻印入りのリベットも確認できます。


EDWIN刻印入りジッパー
フロントはボタンフライではなく、ジッパーフライ仕様です。
ジッパーの引き手には「EDWIN」の文字が刻まれています。

ジッパーやボタン、リベットといった金属パーツにもブランドの刻印が入っている点は、ディテールを観察するうえで興味深いところです。
裾の仕上げと生地の裏側
裾には通常の折り返しが見られ、裏側は明るいグレー系の色合いです。
写真では、裾部分にも使用によるアタリや色落ちが確認できます。

今回の写真ではセルビッジの有無までは確実に判断できないため、赤耳などの仕様については断定しません。
綿100%の品質表示
内側の品質表示タグには「100% COTTON」と記載されています。
洗濯表示には40℃の洗濯マークがあり、英文で洗濯時の注意事項も記載されています。


品質タグ下部には薄くなった数字や文字がありますが、正確な内容は判読できませんでした。
EDWIN 1401のサイズ・実寸
今回の個体のサイズをまとめました。
| 項目 | サイズ・仕様 |
|---|---|
| ブランド | EDWIN |
| シリーズ | INTERNATIONAL |
| モデル | 1401 / LONDON SLIM |
| 表記サイズ | W34 × L32 |
| ウエスト平置き | 約40cm |
| ウエスト周囲換算 | 約80cm |
| 股上 | 約31cm |
| ワタリ幅 | 約29.5cm |
| 股下 | 約73cm |
| 裾幅 | 約19cm |
| 素材 | 綿100% |
| 生産国 | 日本 |
| フロント | ジッパーフライ |
※平置き採寸のため、多少の誤差があります。
表記サイズはW34ですが、ウエスト平置き実寸は約40cmです。
中古ジーンズは表記サイズと実寸が異なることがあるため、購入する際は普段履いているジーンズと比較することをおすすめします。
中古品としての状態と注意点
今回のジーンズは全体的に色落ちが進み、各所にアタリや使用感が見られます。
特に右バックポケットには複数の穴や破れがあるため、状態を確認する際の重要なポイントです。
また、ポケットの縁や縫い目などにも擦れが見られます。
新品に近い状態を求める人には向きませんが、色落ちやダメージを含めて古着らしい雰囲気を楽しみたい人には興味深い一本でしょう。
まとめ|色落ちとダメージが魅力の日本製EDWIN 1401
今回紹介したEDWIN 1401 LONDON SLIMは、内タグから日本製・綿100%であることが確認できるジーンズです。
淡いブルーの色落ち、EDWIN刻印入りの金属パーツ、U.S. VINTAGEの赤タブ、革パッチなど、細部にも見どころがあります。
右バックポケットには目立つ破れがありますが、それも含めて使い込まれたデニムらしい表情を持つ一本です。
EDWINの古いジーンズを探している人や、日本製デニムのディテールに興味がある人にとって、参考になれば幸いです。


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