今回紹介するのは、日本のデニムブランドEVISU(エヴィス)の「No.1 SPECIAL」、LOT.2001です。
革パッチには「No.1 SPECIAL」「LOT.2001」「SIZE 33×35」と記載され、内側のタグから日本製・綿100%であることが確認できます。
中古で購入した一本ですが、全体的に濃紺のインディゴが残っており、目立つ色落ちや使用感は少ない印象です。
また、購入時には前所有者から「銀耳」として説明を受けています。実際のセルビッジにはグレー系の光沢のある糸が見られ、一般的な赤耳とは異なる表情を持っています。
今回は、シルエットや生地の色合い、革パッチ、ボタンフライ、赤タブ、セルビッジなどを写真とともに詳しく紹介します。

EVISU(エヴィス)とは?
EVISUは1991年に日本で誕生したデニムブランドです。
日本製デニムへのこだわりや、バックポケットに描かれたカモメマークで知られ、国内だけでなく海外でも高い知名度を持っています。
アメリカンヴィンテージのジーンズを思わせるディテールを取り入れながら、独自の生地、縫製、装飾を展開してきました。
今回のNo.1 SPECIALも、そうしたEVISUの魅力を感じられる一本です。
ただし、EVISUのジーンズは製造時期やモデルによって仕様が異なります。LOT番号やパッチの表記だけで生産年代を断定することはできないため、今回は実物から確認できる特徴を中心に紹介します。
LOT.2001のシルエットと全体の印象
今回のLOT.2001は、太ももにゆとりがあり、裾に向かって自然に細くなるシルエットです。
平置き実寸は股上約30cm、ワタリ幅約33cm、裾幅約21.5cm。極端な細身ではなく、ヴィンテージ系ジーンズらしいボリュームがあります。
フロントから見ると、腰まわりや太ももには余裕があり、ワークウェアを思わせる力強い印象です。
ブーツやボリュームのあるスニーカーとも相性が良さそうです。

バックポケットには、EVISUを象徴するカモメペイントがありません。
そのため、インディゴの色味やステッチ、革パッチの存在感が際立っています。
派手な装飾を抑えたデザインは、さまざまなファッションに取り入れやすいと思います。
濃紺のインディゴとデニムの表情
この個体で特に印象的なのが、濃紺のインディゴです。
太ももや膝、ヒップ部分を見ても、強いヒゲやハチノスなどの色落ちはほとんど確認できません。
全体的に色が残っており、比較的均一な濃紺の表情を保っています。
ただし、デニムの色味はブランドや生地の種類、染色方法などによって異なります。ほかのブランドの濃紺デニムより明るく見えたとしても、必ずしも洗濯や着用によって色落ちしたとは限りません。
今回のジーンズも、もともとの色味や洗濯回数については不明です。

生地表面にはデニム特有の織り目が確認でき、濃紺の中にも細かな表情があります。
今後履き込んだ場合、どのような色落ちになるのかも気になるところです。
革パッチに刻まれたNo.1 SPECIALとLOT.2001
右腰には、赤い印刷が施された革パッチが取り付けられています。
中央には大きく「No.1 SPECIAL」の文字が入り、下部には「LOT.2001」「SIZE 33×35」と記載されています。
独特のデザインと色使いで、EVISUらしい存在感があります。

革パッチはモデルを確認するうえで重要なディテールですが、これだけで製造年代を正確に判断することは難しい場合があります。
今回の個体についても、製造年は確認できていません。
日本製・綿100%の品質表示
ウエスト内側には、品質表示タグが縫い付けられています。
タグには「MADE IN JAPAN」「100% COTTON」と明記されています。
サイズ表記は33×35です。

日本製であることがタグから確認できる点は、国産デニムを好む人にとって重要なポイントです。
なお、表記サイズと実寸には大きな差があります。中古のジーンズは洗濯による縮みや裾上げなどによって寸法が変わる場合があるため、サイズ表記だけで判断しないことが大切です。
ボタンフライと金属パーツのディテール
フロントはジッパーではなく、ボタンフライ仕様です。
金属ボタンが縦に並び、ヴィンテージ系ジーンズらしいクラシックな構造になっています。

内側には、独特の刻印が入った銅色の金属パーツも確認できます。

こうした金属パーツや縫製の違いを観察するのも、ジーンズを楽しむポイントのひとつです。
バックポケットの赤タブ
右側のバックポケットには、赤いブランドタブが取り付けられています。
黄色系のステッチと濃紺の生地に対して、赤いタブがアクセントになっています。

バックポケットの形状やタブの位置など、細かなディテールにもEVISUらしい雰囲気が感じられます。
グレー系の光沢があるセルビッジ|購入時は銀耳と説明
今回の個体で、特に興味深いのがセルビッジの色です。
裾を折り返すと、耳部分にはグレー系の糸が見られ、光の当たり方によって銀色のラメのような光沢が感じられます。
購入時、前所有者からは「銀耳」として説明を受けています。
ただし、正確な仕様名や使用されている糸の素材については確認できていません。
そのため、ここでは銀耳と断定せず、実物で確認できる特徴を紹介します。

一般的な赤耳とは異なる色合いで、デニムの細部にこだわる人にとって興味深い仕様です。
EVISUにはさまざまな生地や仕様が存在するため、こうしたセルビッジの違いを調べるのも楽しみのひとつだと思います。
裾の仕上げとデニムの裏側
裾を折り返すと、インディゴに染まった表側と、白い横糸が目立つ裏側のコントラストが確認できます。
濃紺の表地に対して、裏側は明るいグレーに近い色合いです。

裾の仕様は、ジーンズ全体の印象にも関わる部分です。
ロールアップしてセルビッジを見せる着こなしも楽しめそうです。
なお、今回の個体は表記レングス35に対して股下実寸が約67cmです。裾上げの有無や過去の寸法変化については確認できていません。
EVISU No.1 SPECIAL LOT.2001のサイズ・実寸
今回の個体のサイズと仕様をまとめました。
| 項目 | サイズ・仕様 |
|---|---|
| ブランド | EVISU |
| モデル | No.1 SPECIAL / LOT.2001 |
| 表記サイズ | 33×35 |
| ウエスト(平置き) | 約37cm |
| ウエスト周囲換算 | 約74cm |
| 股上 | 約30cm |
| ワタリ幅 | 約33cm |
| 股下 | 約67cm |
| 裾幅 | 約21.5cm |
| 素材 | 綿100% |
| 生産国 | 日本 |
| フロント | ボタンフライ |
※平置き採寸のため、多少の誤差があります。
特に注意したいのは、表記W33に対してウエスト周囲換算が約74cmであること、表記L35に対して股下実寸が約67cmであることです。
中古ジーンズを購入する際は、普段履いているジーンズの実寸と比較することをおすすめします。
中古品としての状態
今回のジーンズは中古で購入したものです。
購入時、前所有者からは「試着程度」と説明を受けていますが、実際の着用回数や洗濯回数は分かりません。
写真から確認できる範囲では、全体的に濃紺のインディゴが残っており、強いヒゲやハチノスなどの色落ちは少ない印象です。
目立つ使用感も少なく、比較的きれいな状態に見えます。
ただし、未使用品や未洗い品と判断できる根拠はないため、あくまでも中古のデニムとして紹介しています。

まとめ|濃紺のNo.1 SPECIALを楽しむ
今回紹介したEVISU No.1 SPECIAL LOT.2001は、日本製・綿100%のデニムジーンズです。
濃紺のインディゴ、ペイントのないバックポケット、存在感のある革パッチ、赤タブ、ボタンフライなど、見どころの多い一本でした。
なかでも、購入時に「銀耳」と説明を受けたグレー系の光沢があるセルビッジは、個人的にも興味深いディテールです。
正確な生産年代やセルビッジの仕様については今後の確認が必要ですが、こうした細部を調べながら楽しめるのも、古着のジーンズならではの魅力だと思います。
濃紺のままコレクションとして保管するのも、実際に履き込んで色落ちを楽しむのも、それぞれの魅力があります。
EVISUのデニムが好きな人には、ぜひ注目してほしいモデルです。


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