
ヴィンテージスニーカー好きや古着ファッション愛好家の間で絶大な人気を誇る、CONVERSE(コンバース)の「CT70(Chuck Taylor 70s / チャックテイラー70)」。
今回は、不動の一番人気を誇る定番モデル「海外企画 CT70 ローカット(ブラックキャンバス)」について、実際に愛用して感じたリアルな履き心地やディテールの格好よさ、そして知っておきたい知識まで徹底解説します。
1. 実際に履いて実感したCT70ブラック(ローカット)の5つの魅力
中古で手に入れた一足ですが、やはりCT70は日本で手に入る通常のオールスター(現行品)とは一線を画す存在感があります。まずは、日常的に履き込む中で感じたリアルな魅力を紹介します。
① 抜群の履き心地!クッション性が柔らかく疲れにくい

見た目は昔ながらのクラシックなスニーカーですが、足を入れた瞬間に驚くのがインソールのクッション性の柔らかさです。
現行の日本企画オールスターだとソールが薄く、長時間歩くと足裏や膝に負担がかかりがちですが、CT70はソール自体に厚みがあり、モチモチとした弾力があります。街履きで一日中歩き回っても全く足が疲れず、快適そのものです。
② インソール(ソール)が外せる仕様が地味に便利

個人的にかなりポイントが高かったのが、インソールを取り外せる(外れる)構造になっている点です。
スニーカーを履き続けているとどうしても湿気や臭いが気になりますが、ソールを外して風通しの良い場所で乾燥させたり、お手入れをしたりできます。清潔な状態を長く保てるのは日常使いするうえで大きなメリットです。
③ 象徴的な「三ツ星ヒールラベル」の溢れる格好よさ

CT70を象徴する一番のディテールといえば、かかとに配置されたブラックの「三ツ星ヒールラベル」です。
実はこのスニーカー、パチンコで買った勝ち金で中古購入したという個人的な思い出がある一足。前オーナーも含めてガシガシ履き込まれていたため、ヒールラベルの三ツ星が削れて消えかかっています(笑)。
しかし、新品のピカピカな状態よりも、削れてヴィンテージ感が出た状態の方が圧倒的に渋く、男心をくすぐる格好よさがあります。
④ 光沢感のあるソールの「テカり」が足元を格上げする

CT70のソール部分は、真っ白ではなく少し黄みがかった絶妙な生成り色(アイボリー)をしています。さらに表面には美しい光沢感(テカり)コーティングが施されているのが特徴です。
このテカりがあるおかげで安っぽさが一切なく、ツヤ感が足元に程よい高級感をプラスしてくれます。デニムやチノパンはもちろん、スラックスなどのきれいめファッションの外しとしても抜群に映えます。
⑤ ローカット×ブラックキャンバスの万能な使い勝手
数あるCT70のカラーバリエーションの中でも、やはり「ブラックのローカット」は別格です。脱ぎ履きがスムーズで季節を問わず着用でき、どんなコーディネートにも自然と馴染みます。
2. なぜ人気?知ると深まるCT70の「うんちく」と豆知識

「なぜ普通のオールスターとここまで違うのか?」知っておくとスニーカー選びがさらに楽しくなる、CT70の背景やディテールのこだわりについて解説します。
1970年代の「チャックテイラー」を忠実に復刻
CT70(Chuck Taylor 70)は、コンバースが1960年代〜1970年代に生産していた黄金期のディテールを、現代の技術で再現した復刻モデルです。当時のシルエットやディテールを忠実に再現しているため、レトロでありながら完成された美しさを持っています。
つま先のトゥキャップがシャープで美しい
現行のオールスターと比較すると、つま先のゴム部分(トゥキャップ)が小さくスマートな形状になっています。全体的に細身に見えるシルエットのため、足元が膨らまず、すっきりとした印象を与えてくれます。
頑丈な厚手キャンバス生地とサイドステッチ(当て布)

アッパー(生地部分)には、丈夫で肉厚なキャンバス生地が使用されています。さらに、破れやすいサイド部分には補強のための「当て布」が施されており、その縫い目である「サイドステッチ」がデザインのアクセントになっています。履き込むほどにキャンバス地特有のアタリや風合いが出てくるのも魅力です。
日本の店舗で買えない?ライセンス(大人の事情)の背景
「CT70が日本のABCマートや正規店で売っていないのはなぜ?」と疑問に思う方も多いはずです。
実は、日本国内のコンバース商標権を持つ「コンバースジャパン(伊藤忠商事)」と、海外で展開されている「米コンバース(Nike傘下)」は別会社となっています。そのため、ライセンスの兼ね合いで海外企画であるCT70は日本国内での正規輸入・販売を行うことができません。この手に入りにくさ(希少性)も、ファンの所有欲を掻き立てる一因となっています。
3. CT70のサイズ感と選び方のコツ
CT70は、一般的なスニーカーや日本企画のオールスターと比べて「やや大きめ(縦長)」の作りに感じられることが多いです。
- 基本のサイズ選び: ジャストサイズ〜0.5cmアップがおすすめ
- デカ履きスタイル: あえて1.0cmほど大きめを選び、靴紐をぎゅっと絞って履くことで、CT70特有の美しいシャープなシルエットが強調されます。
4. まとめ:削れても味になる、一生モノのスタンダード

かかとの三ツ星ヒールラベルはすっかり削れてしまっていますが、それでも漂う存在感と最高の履き心地は唯一無二です。
艶感のあるソールのテカりや、歩きやすさを支える柔らかいクッション性、そして履き込むほどに増していくヴィンテージのような風合い。一度CT70の魅力を知ってしまうと、もう通常のオールスターには戻れなくなります。
一足持っておくだけで毎日のコーディネートが格段に楽しくなる名作スニーカーですので、気になっている方はぜひお気に入りの一足を見つけてみてください!